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8月20日は高杉晋作の誕生日。当日は心の内でお祝いでした。
なので高杉本を。一坂先生によるウィキ的な一冊。
高杉の一生を余すとこなく追いかける史料集ですが図解が
多々あるし、対象の高杉の人生自体がネタ溢れるものなので
小説仕立てじゃないくても存分に楽しめます…と思います。
既知の事も多いけど曖昧な部分もやっぱり多いのでこんなに
網羅された一冊は永久保存版的で色々と助かるなぁ。
ど忘れする事が多いので。
個人的にはいつも展示時期を外していた上海土産のアルバムが
丸々載っていたのが嬉しかった。聞太と俊輔も喜んでるよきっと。
交遊録に基づくあれこれも楽しいし、妄想も拡がるところです。
敵味方にはっきり分かれる前の志士間の交遊には本当に驚きます。
誰が味方でもおかしくなかったような錯綜ぶりが切ない。
直接の交流はなかった土方がちらほら出てるのは人気故でしょうか。