久々に読んだので。
 11巻出てたのに1ヶ月近く気付いてませんでした。
 せっかく初の新選組メインの巻だったのに!


 高橋先生の土方はやはり色男。さすが公式。
 沖田もいい感じです。カワイイけど美少年じゃない。で、チビ。
 台詞のせいかとてもおいしい役ドコロをとってる気がしてなりません。
 あ、沖田はいつもおいしい役取りか(笑)
 ちゃんと天然装った腹黒くさいので好きな沖田です。
 斎藤がやたらむさい。けどそこがイイ。


 百舌の料亭で(百舌は多芸すぎる)主人公組と土方達が鳥鍋を
 囲むところがこの漫画には珍しい程の微笑ましさ。
 いや、会津滞在とか翔太郎と百舌の恋物語はほのぼのか。


 会津預りの白連隊は新選組と一緒の場合は比較的安心して見れます
 けど、ちょっと前の高杉との鍋だの焼討ち後だのは色々と改めて
 幕末のもどかしさを実感させられました。
 双方が義に殉じてるのに結局相容れなくて絶対排除の対象になる。
 どっちも日本を守り忠義を貫くと広言してて、個人的には認め合って
 交流がある人達さえいるのに、最終的には完全な敵。


 歴史の流れを知ってしまう現代から見るともどかしくてしゃーない。
 もっとやりようあったよきっと!なんて風には思えないですが。