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大江戸ドリル 石川 英輔
世界文化社 1365円
流行のお江戸雑学もの。
この類はどこ行っても平積みされてますね。歴史系地図本と並んで。
とても手に取りやすい厚さだし、いいんじゃないでしょうか。
歴史好きとしてはこういうので歴史上のみの単語とか習慣の知識が
メジャーになってくれるとうれしい。
会話の合間に「…え?」てなるのが減って。
ドリルだけあって問いと答えの部分があるけどまぁ、ページ捲れば
答えなので解くぞ!って気構えは不要です。
目次見てまず開いてしまうのは遊廓関連なんだよね。
どんな江戸本でもかならずそう。単純なミーハー丸わかり。
遊廓の仕組みは大筋は分かるけどどうもちょっと詳細となると混乱する。
てか初期・中期・後期でかなり変遷してるから自分が書いたり説明する時に
いつを主体にすべきか迷います。特に幕末はまた色々違うみたいだし…。
でもそこは分かった気になって通り過ぎます。大人ですから。
勿論遊郭本ではないので地名にちなんだ雑学ネタも豊富。
佃島とか目黒不動とか。日本橋ネタが多いのはさすがです。
どれもこれも深く掘り下げ過ぎてないので、入門編みぴったりの一冊!
ところで明日は釈迦力イベントですね!銀土オンリー。
またもやこそっとお手伝いにいってきます。
自分で本を出していないのでお客様とお手伝いのボーダー上ですが…。
神々の宝物庫を前にしたシンドバッドの気分です…よ…。
明日のオンリー皆様頑張ってください〜…!