「Sidooh(9)」   高橋ツトム
  集英社       680円

 以前書いた「Sidooh」の新刊。
 8巻が高杉登場で終わっていたのでものっそい期待だった。
 そして予想以上。とりあえず高杉=レボリューション。
 それでも何でも飄々と常に子分引き連れて1人着流しで刀も
 2本差しじゃない辺りがとってもツボだった。


 髪型のアレはなんつーか異論あるけどとにかく美形に描かれてる。
 嬉しいんだけど、高杉っぽいんだけど、せっかく出てきてる聞多や
 久坂が超!おっさん!!ムッサ〜〜!どうして?



 雪村弟がやんちゃな暴れん坊将軍なのに兄には従順な辺り萌える。
 彼はよっぽど動かしやすいキャラなのか新たな登場人物との
 ファーストコンタクトの8割を担っている気がする。いえとっても
 愛せるキャラだからいいんですけど。雪村兄の存在感が…!



 それにしても高橋先生の「Sidooh」でのファッションセンスはマジで
 感動するくらいすっばらしい、つーかモノ好み。
 主要メンバー「白連隊」の足出し和装と黒長足袋が最高過ぎる。
 あのブーツ風になってるやつ、よく考えついたなぁ。すげー。
 もはやストーリー云々より個々キャラを追う作品です。
 そしてようやく壬生浪士組結成!