下関の欠片 〜ひょうたん井戸〜



    
 伊崎一丁目路地の奥、個人宅の敷地内にある井戸。
 何を隠そう高杉の潜んだ井戸。


 慶応元年俗論派を破った後、常識で言えば新勢力の
 トップとして君臨するところだがここが高杉特有の
 変転で下関開港を快く思わない長州藩士から命を狙われ、
 からがら逃げる立場になってしまう。
 この時下関で追いかけられた際に中に潜んだ井戸らしい。
 真偽は定かじゃないけれどちゃんと案内板もある。
   




 すっごい分かりづらい場所で井戸自体も全く趣がない。
 かろうじて名前だけは「とっくり小路」の「ひょうたん井戸」
 という面白系ではあるものの写真映えなんかはゼロ。


 それでも高杉縁の噂があれば追いかけるのがファンてもの。
 下関駅から高杉終焉の地や桜山神社へ行くついでにでもどうぞ。