超有名クイズ番組 「世界ふしぎ発見!
 12月2日の放送分のサブタイトルがなんと


 「幕末サムライ英会話学校


 …超 気 に な る!




 というワケで鑑賞報告。
 放送前に新聞の番組欄を見た瞬間は「適塾!!」と叫んだ
 のだけど、直後にそりゃ蘭語だよと気付いた。


 となると英語伝習所か。
 大隈・副島・西園寺、後の教授フルベッキと言えば馬場!
 後は江川塾の中浜。江川塾といえば大鳥!と連想ゲームが続く。



 それはともかく21時。
 蓋を開けてみれば主人公・森山栄之助だった。
 中島三郎助と一緒にペリーとの交渉にあたった人か。
 いたなぁ、そんな名前の人。くらいの印象。


 ところが番組内ではもンのすごい誉め殺しだ。
 「オランダ人より上手くオランダ語を話す」ってありえん!
 長崎でオランダ通詞をしていた森山と、日本に渡りたいばかりに
 北海道沖で捕鯨船から飛び降り利尻島へ漂流して来たクレイジー
 アメリカン、ラナルド・マクドナルドの運命の出逢い!


 というワケで蘭語だけでなく英語もマクドナルドからがんがん
 学んだ森山は語学の天才だったらしいです。
 ペリー2度目の来航時に32歳の大通詞として活躍しちゃう人。
 萌えどころは少なく、ふーんという感じ。



 でも、
 ワシントン記念塔にある下田から持ち帰った石がある!
 日米和親条約オリジナルが残ってるのには感動!見たい!
 幕末の日本の外交語用は蘭語なので原本は英語じゃない!
 日本の分は江戸城火災で焼失。もったいな過ぎ!
 日本最初の英和辞書「厄利亜語林大成」は6000語、少な!
 でも蘭語なまりの訳が笑える。
 Freedomに『自由』という言葉を充てたのが森山!


 と、新鮮な発見も色々〜とあった。さすがふしぎ発見



 こういうテーマのクイズ番組ならいくらでも見る気沸くんだけどな。
 「健康系」とか「脳力」とかじゃなくて。