千葉県佐倉にある国立歴史民俗博物館による公開フォーラム


 サブタイトル「種子島から戊辰戦争まで」
 戊辰戦争という文字にのみ惹かれて出向いてしまった…。



 8人のパネラーによる持ち時間1人20分という試みは恐らく失敗。
 だったら前半後半1人ずつにしてあげたらいいのに。




 鉄砲伝来と言っても「南蛮とは」や「鉄砲傷の治療法」や「武器商人スネル兄弟」
 など銘々が研究中のお題を披露してくれるので一貫性は特にない。


 それでも「へぇ」と言いたくなるネタはちらちらあったので損なし。無料だしね。
 何気に期待していたのはミニエー、エンフィールド、スナイドル、シャスポー、
 スペンサー辺りだったのだけどほとんど触れられず…。
 ただし会津藩和歌山藩が発注しつつ戊辰戦争には間に合わなかったドライゼ銃は
 ばっちり解説して頂けて、なんと言うかもうそれだけでもいいですみたいな気分。






 長岡藩の河合継之助が大砲を購入というエピソードを紹介したのはグッジョブ!
 あの当時で5千両なんて相当なのだろうけど、長州(てか高杉)の金遣いの奔放さに
 慣れてしまっているので微妙に凄さが分からない。
 (だって高杉個人に千両とか使わせるんだもの。金銭感覚狂うわ)




 資料の中でcannon=大砲の事を『加農』と記述してるとこに笑った。