「Cancion de la Expansion」 Def Tech

    
 「Cancion de la Expansion」 Def Tech


 個人的にもの凄く民権ソング。
 一曲通してそう思う。
 曲調が硬派でやや暗さを感じるのも合致。
 幕末期と民権期は表層化した事象は類似するものがあったり
 するが、決定的に異なるムードをもっているので、この曲で
 幕末っぽいとはまったく感じなかった。
 歌詞全体に渡って言えるけど、抜粋。




   先哲が残していったものは徹底的に悪をせめる勇気 それが慈悲
     (中略)       
   神とは人が越えてく壁無限の可能性引き出す為
   観念の遊戯じゃなくて実践という経験の中で
   本質を見抜く洞察力と時代を読み取る先見の明を
   養うのは今だ 我ら青年 拡大拡大につぐ拡大




 私的に贔屓の民権家は馬場なのでやはり彼が浮かぶ。
 そうすると明治14年以前のがしっくりくる。
 特に明治11年後半から12年の共存同衆が盛り上がっていた辺り。


 内輪的な盛り上がりだったてしてもあの熱の高さに贈りたい一曲。
 民権前夜って感じの彼らに。